「日本の殺人」を著した河合幹雄氏の特別インタビュー記事を読んで、特に興味深かった部分を抜き書きしておく。
(以下、河合氏・談)
「「性欲を押さえられなくて飛びかかった」という事件というのは、ほぼ存在しない。強姦は全部変態の犯行ですから。
本当の心の動機に迫ったら、もう信じられないような話が出てくるだけです。
性欲を満たすためなら風俗店に行けばすむのであって、そういう正常な性癖を持っている人はちゃんと社会に適応して
性犯罪は起こしません。捕まって刑務所に入っているのはみんな普通でない人です。
あらゆる条件が揃って、土壇場に追いつめられたら、ひょっとして誰かを殺してしまうかもしれないというのは、
人間である以上、かすかではあれ自分でもあり得ると思います。でも強姦は出来ないですよ。
要するに、相手が真っ青になって悲鳴を上げている状況で、性的に興奮は出来ません。