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隣の隣の街(ぐらいになるのか)である大阪にいると、京都が特別だとは思わないことが多い。というのは大阪のわたしらが「京都にあって大阪にないもの一般」を抽出して消費しようという志向性を持たないからだ。
大阪という都市は、JR大阪駅から環状線でひと駅の天満で降りても、逆回りでひと駅の福島で降りても、まったく街の手触が違うのが分かる。
もっと狭いエリアを見てもそうだ。ミナミの場合だと、心斎橋筋あたりと御堂筋を渡ってすぐのアメリカ村では、店もそこに集まる人もがらりと変わってくる。
つまり同じ都市内において隣り合う街は「違う街」なのだ。その違いがあることが「当然」であり、その「違っていること」において「同質的」なのが大阪だ。
だから隣の隣の京都も、「大阪とは違うこと」があらかじめ織り込み済みだし、さらに三条と四条が違う街であることを当然だと思っている。
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— 京都の「おばんざい」という言葉遣いの「何もわかってなさ」について - dressing(ドレッシング)
(出典: gnavi.co.jp)
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永禄3年(1560)桶狭間の合戦の年が創業だという錦市場の鍛冶匠[有次]の庖丁もまさに「京ブランド」そのものだ。
けれども有次十八代目当主が「うちの和庖丁はメイドイン堺です」と言い切るところに、そのブランドの凄みとすがすがしさがある。
わたしのまわりには、多くの京都の星付き割烹料亭が大阪ミナミの「黒門市場」の老舗乾物屋から利尻産の昆布や枕崎産の鰹節を入れていることを昔から知っている者が多いが、いちいちそういうことは言及しない。
もちろん「京ブランド」で商売をやっている当の割烹料亭も、わざわざそういうことは言わない。
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— 京都の「おばんざい」という言葉遣いの「何もわかってなさ」について - dressing(ドレッシング)
(出典: gnavi.co.jp)
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これほど世にブラック企業やパワハラが溢れている中で、「生産性G7最下位」と聞けば、論理的に物事を考える人ならば、このような結論になる。
「これだけ労働者が血へどを吐きながら働いているのに生産性が低いということは、問題は労働者にあるのではなく、社会システムが狂っているからではないのか」
だが、現実には、この狂った社会システムを維持するために、「外国人労働者」を大量に入れようなんて国策を推し進めていることからもわかるように、大半の日本人はシステムを「盲信」して、以下のような方向へ流れていく。
「これだけ労働者が血へどを吐きながら働いているのに生産性が低いということは、問題は労働者にあるのではなく、生産性の定義や調査が間違っているのではないか」
要は、常に「自分たちは間違っていない」というところからスタートするので、「耳の痛い話」は「デマ」や「日本には当てはまらない」と素直に受け取れないのだ。
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— 「日本の生産性は先進国で最下位」を素直に受け止めない人が多いのはなぜか | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン
(出典: diamond.jp)
"「低賃金労働者」というのは、経営者からすれば効率良く利益を上げられるありがたい存在だが、社会全体で見ると、労働者の付加価値を下げてしまう要因となる。つまり、どんなに効率良く働こうが、どんなに高品質なものを生み出そうが、「低賃金」で働かされている時点で、「日本の労働者は生産性が低い」ということになるのだ。"
— 「日本の生産性は先進国で最下位」を素直に受け止めない人が多いのはなぜか | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン
(出典: diamond.jp)
"初音ミクのライブは透過スクリーンに姿を映し出し行われるが、伊藤氏いわく、観客がいないリハで見る彼女の姿は「存在として何かが圧倒的に足りない」そうだ。現実にはCGとしてステージを演じるわけだが「それを“人”としてみなしてくれる観客側の目というか。観客がミクが存在しているということを肯定し、同調しているからこそ存在が成り立つんだと思います」と、受け手側の総意が初音ミクという存在を補完している。"
— 初音ミク10周年、“生みの親”語る「命なきものに魂を吹き込む」文化 | ORICON NEWS
(出典: oricon.co.jp)
"最近は、自分が気に入らないものを徹底的に排斥する風潮があるでしょう。そんなに嫌なら関わらなけりゃいいのに、許せないとか主張する。存在するなとまでいう。少し生きたら気に入らないものなんて山ほど出て来ますよ。それを「どうでもいい領域」に放り込んで、なんとなくやり過ごすというのは大切な知恵だと思う。どうでもいいものを認めない社会は、ぎすぎすして宜しくないですねえ。"
— vol.7 京極夏彦『虚実妖怪百物語』刊行記念スペシャルインタビュー|角川文庫創刊70周年 特設サイト
(出典: 70th.kadobun.jp)
"少年院の中では、不良であればあるほど、心変わりが早いっていうか、めちゃくちゃ優等生になるんですよね。上下関係が厳しくて、ゴリゴリのヤンキーみたいな人がいちばん優等生になりやすい。"
— アイドルは想像を絶する「サバイバー」だった | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
(出典: toyokeizai.net)
"良い会社の役員クラスの人たちは、皆ほとんど、良い大学を出て良い教育を受けています。その時点で下の階層の人たちと断絶されているので、「大学生を見たことがない」という現状や、そうなる理由がにわかには信じられない。それで、「よくわからないから、それなら海外の途上国に協力したほうがいいんじゃないか」という経営判断になってしまうということがよくあります。"
— 「大学生を見たことがない」子どもたち…日本が抱える貧困問題 – MONEY PLUS
(出典: media.moneyforward.com)
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平山:これまで男性が弱音を吐いてなかったと思いますか? 男同士では言い合えなかったかもしれませんが、たとえば飲み屋で働く女性には散々「男はつらいよ」とばかり弱音を吐いてきた人もいるはずですし、男性本人はほとんど無自覚のまま、妻や母親、女友達に、愚痴や不満の聞き役を務めさせてきたのではないですか。そういう「ケア役割」を女性はあちこちで担わされています。
ただ、男性は「それは弱音を吐いたうちに入らない」と思い込んできただけ。そうして女性のケアに「ただ乗り」してきたのです。男性は「男らしさ」に合うように振る舞ってきたのではなく、自分の振る舞いが「男らしさ」に合っていると確認できるように、事実を曲解したり否認したりしてきたことは、男性の対人関係の研究でも指摘されています。そうやって男たちが都合よく「なかったこと」にしてきたことを認めることなしに、男性が変わることはありえないと思います。
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— 「息子介護」に問題が多い理由 『介護する息子たち』 平山亮氏インタビュー - 本多カツヒロ (ライター)
(出典: blogos.com)